2016年06月19日
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2016年06月19日
オールディーズ・ファンを中心に大好評を博しているオールデイズ・レコードから、注目の新シリーズが登場。その名も<なつかしのドーナツ盤コレクション>だ。
オールデイズ・レコードでは、これまで数多くのオリジナル・アルバムを復刻してきたが、オールディーズ全盛期といえば、アルバムよりもシングル中心の時代。よって、アルバムを出す機会に恵まれなかったシンガーやグループも多く存在した。今回の<なつかしのドーナツ盤コレクション>では、そうしたシングル・オンリーだったアーティストにスポットライトを当てて、当時のシングル楽曲を中心に、独自の選曲による決定版CDを実現している。
第1回発売分は、ナンシー・シナトラ、マーメイズ、アンドレア・キャロル、ペイシェンス&プルーデンス、マーシー・ブレーンの5組。いずれも、我が国で人気を集めた楽曲をメインにした“かゆいところに手が届く”選曲となっていて、加えて、日本盤シングルを再現したジャケットとなっている点も、オールディーズ・ファンには嬉しいところだろう。
たとえば、ナンシー・シナトラといえば、一般には「にくい貴方」や「シュガー・タウンは恋の町」「恋のひとこと」といった60年代中期以降の作品がおなじみだが、それ以前のアイドル時代(61~65年)は、これまでなかなか復刻されてこなかった。しかし、当時の日本ではその時代の作品も大人気で、「レモンのキッス」「イチゴの片想い」「フルーツ・カラーのお月さま」といったキュートな名曲が数多く存在する。今回のコレクションでは、それらがまとめて楽しめる、というわけで、まさにオールディーズ・ファンにとっては待望の復刻といえるだろう。
今回の復刻を機会に、なつかしのあの時代へとタイムスリップして、キュートなアメリカン・ポップスの魅力に、存分に浸っていただきたい。
ナンシー・シナトラ『レモンのキッス』
「にくい貴方」「シュガー・タウンは恋の町」「恋のひとこと」などを大ヒットさせる以前、アイドル・シンガーだった時代(61~65年)のナンシー・シナトラの初期シングル・コレクションが遂に登場! 日本のオールディーズ・ファンに大人気の「レモンのキッス」「イチゴの片想い」「フルーツ・カラーのお月さま」といったキュートな名曲がまとめて楽しめる決定版だ。
マーメイズ『恋のドライブ・イン』
デヴィッド・ゲイツが書き上げた最高のティーン・ポップ・チューン「恋のドライブ・イン」を全米3位に送り込んだロサンジェルスのガール・トリオ、マーメイズ。63年から65年にかけてチャタフーチー・レーベルに吹き込んだシングル楽曲をコンパイルした本CDには、当時の日本盤シングルB面だった「ハンティングトンのリズム」や、ジャッキー・デシャノンとのレディーバグス名義の貴重なシングルも収録。
アンドレア・キャロル『なみだの16才』
とってもキュートなルックスのティーンエイジ・アイドル・シンガー、アンドレア・キャロルのヒット曲「なみだの16才」は、我が国では竹内まりやもカヴァーしたアメリカン・ポップス黄金期の逸品。その曲をはじめ、61年から65年にかけての貴重なシングル楽曲をまとめたのが本CDだ。60年代ガール・ポップの王道を行く珠玉の作品群をご堪能あれ。
ペイシェンス&プルーデンス『いちごの片想い』
当時14歳だったペイシェンスと11歳だったプルーデンスの姉妹が放ったデビュー・ヒット「いちごの片想い」は、ローティーンの女の子の定番曲としておなじみ。その曲を含むリバティ・レコード時代(56~59年)のシングル・コレクションには、彼女たちのキュートでイノセントな魅力が満載だ。ハンサムな少年マイク・クリフォードとの共演曲も聴きもの。
マーシー・ブレーン『ボビーに首ったけ』
デビュー曲「ボビーに首ったけ」がいきなり全米3位の大ヒットとなったシンデレラ・ガール、マーシー・ブレーンが62年から65年にかけてセヴィル・レコーズに吹き込んだ楽曲を集めたシングル・コレクションが登場。第2弾ヒット「夢見る片想い」や、「恋のテレフォンナンバー」「私のダディー」など、オールディーズ・ファンに愛される佳作が満載だ。