2015年08月18日
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2015年08月18日
前回のフォーク居酒屋放浪記で出逢った大塚『ANOKORO』のペコちゃんが是非、っと教えてくれた3番目のフォーク居酒屋は、都内から千葉県柏市に飛んでいました。
早速ネットでホームページを見ました。とても分かり易くてきれいです。アクセスを見ると、【柏駅東口より徒歩5~6分 ビックカメラ脇のエスカレーターを降り、信号を渡ります。そのまま真っ直ぐ進むとマクドナルドがあります。その脇の道に入り道なりに進むと、ケ・サラの看板が見えます。2階に上がり右の扉がケ・サラの入り口です】とマップよりも分かり易い道案内の文章。これって、HP作っている人の人間性みたいなものを垣間見た気がしました。案の定でした・・・。
『ケ・サラ・柏』オーナーの橋本博之さん・昭和39年生まれ・…中1でクラシックギターにスチール弦を張ってフォークを始め、誰でもそうなるように中2ではハードロックに夢中になり、ツェッペリン、パープルをコピー。高校生時代は所謂フュージョン系ギタリストに憧れ、大学ではJロック一辺倒。社会人になるや今度はブルースやクラプトンのアンプラグドな世界を彷徨ってきた、ねっからのギター好き人間。
40代ごろから「振子の原理」でまたフォークや昭和歌謡に戻り、ゆくゆくはフォーク酒場をやりたいなぁと思いながら大塚の『ANOKORO』に週5~6回通う毎日。一貫しているような、一貫していないような、音楽の指向とギターと夢の相関関係。そして2年前夢の実現・開業!
【Q】
どうして柏にお店を?
【A】
柏市は「ストリートミュージシャン認定制度」があったりして、とても音楽好きな雰囲気のする街なんです。若いミュージシャン候補もたくさん居ます。そんな街なのに、フォークが楽しめる(プレイできる)お店が無かったんです。それならばと2012年にここ柏3丁目に開業しました。
ずうっと大塚の『ANOKORO』や、あちこちのフォーク酒場に通っていたので、自分なりにはお客さんの立場を理解した店作りができたと思います。例えばせっかく来てくれるお客さんのために楽器(ギター)を充実させるとか、初めてのお客さんには優しい常連さんの近くの席にご案内させていただくとか。初心者の方も上手な方も一緒にこの店で弾き語りを楽しんでもらえればいいかなって思っています。だからとても「敷居の低い」フォーク酒場だと思っています。近所の居酒屋さんに料理を直接頼めるのもうちの特長です。そうそう、柏で人気の「ホワイト餃子」のお店もすぐ近くにあるので是非どうぞ!
【Q】
ギターは何を置いてありますか?
【A】
Terry’s Terry 、1967年Gibson J-45、Martin D-28、Gibson BluesKing 、J-50、Guild D-50、などを常設しています。ピックアップよりもマイクを通して演奏する形態が多いので、それぞれの音色の違いがとてもよく分るのではないかと思います。吉田拓郎のファンの方はやはりGibsonをやはり好みますね。
【Q】
よくプレイするミュージシャンは?
【A】
かぐや姫、吉田拓郎、さだまさし、井上陽水が人気です。柏のストリートミュージシャン達はオリジナルも披露します。若い人もたくさんお店に来て欲しいので最近の歌やオリジナルも大歓迎です。
【フォーク酒場 ケ・サラ・柏】
◆料金システム:チャージ(1人)1,000円(内訳:テーブルチャージ500円・ミュージックチャージ500円)
◆おつまみの乾き物は食べ放題
◆飲み物
≪ビール≫
サッポロ・ラガー(中瓶) ¥600 エビス生 ¥650 ハートランド ¥600
≪ウイスキー/バーボン≫
サントリー 角 ¥500(ボトル¥4500) ジャックダニエル ¥600(ボトル¥5000)
シーバスリーガル ¥700 I・Wハーパー ¥600 他¥600~
≪ワイン≫
ハウスワイン(赤・白)¥500
≪日本酒≫
高清水/菊水 ¥600
≪焼酎≫
薩摩宝山(芋) ¥600(ボトル¥3500) 和ら麦(麦) ¥600(ボトル¥3500)
≪ソフトドリンク≫
コカコーラ/ジンジャエール/ウーロン茶/ホットコーヒー 各¥450 北総サイダー ¥600
*クレジットカードの取り扱いはありません。
所在地:千葉県柏市柏3丁目2-14洪ビル2階
電話:04-7115-2344
HP:http://chesarakashiwa.web.fc2.com/
≪編集後記≫
取材終了後、常連のお客さんがぽつりぽつり。渋いおやっさん、Guild のギターを抱えた仲良しご夫婦、そして22才の伊勢正三大好き青年!!世代を超えてみんなでセッションしたり独演会があったり、マスターのギターフォローあったり。そこに『大人のMusicWalker』スタッフも加わって、やんややんやの大フォーク大会!気が付くと終電タイムが迫って・・・。
遠くで汽笛を聞きながら、祭りのあとの寂しさをひしひしと感じながら常磐線上り方面ホームに急ぎました。1時間取材して3時間歌って飲んでいました・・・。
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