2015年05月04日
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2015年05月04日
ポール・マッカートニーが日本を去り、一週間が経った。
今回は49年ぶりの武道館公演もあり、キャンセルされた昨年の公演のリベンジってことでもその盛り上がりは想像どおり、大変なものだった。
彼がステージで手にする楽器には新しい存在もあるが博物館級のお宝楽器も登場する。
まずポールのトレードマークであるヘフナーのバイオリン・ベース 500/1である。1961年にドイツで別注したものを1963年に再びオーダーして作ったサウスポー用のものでリッケンバッカーと並び、多くのビートルズの楽曲で使用された歴史的価値の高い楽器だ。そして2本のエピフォンのギター。ひとつはエピフォン・カジノ E230TDV。1964年に手に入れた62年型のホロウボディだ。「涙の乗車券(Ticket To Ride)」で使用して以来、たくさんのビートルズ楽曲で使われているもので「Taxman」「Drive My Car」などのソロも弾いている。ジョン、ジョージも手に入れたまさに「ビートル・ギター」だ。
そしてもう一つはビートルズというより、ポール的に最重要的なギターでエピフォンFT79 テキサン。彼はこのギターで「Yesterday」を弾き語りしている。「I’ve Just Seen A Face」「Michelle」などで使っているのもこのギターだ。いずれも当時のギブソンが作ったギターでギブソンのセミブランド的な性質もある。
現在のポールのライブではギブソン・レスポール・スタンダード、ギブソンJ185/12、マーティンJ18などのギター(いずれも左用)やマジック・ピアノなども登場しているが、やはり見ものは上記した博物館級の3本だ。テキサンはピックアップを増設してエレクトリック化、カジノは裏面の再塗装など手を入れているようだが、歴史的な楽器が現代のステージで見られることは、ポールが現役であるのと同様すごいことなのだ。
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