2017年12月31日
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2017年12月31日
昨年に引き続き、今年も水道橋BASE CAMPで「大人のMusic Calendar 年忘れ DJトークセッション大会2017」を開催。昨年はイヴイヴの23日だったが、今年はちと早く17日に決行。スタンディングとなってしまった去年の反省から慎重に予約をとったのだが、当日来場の見込み違いから数名の方にはお立ちいただくことになってしまった。お立ちいただいた方、すみませんでした。
この日は恒例の(二度目だけれど)飲み放題。昨年来ていただいた方もかなり多く、知った顔の気安さか、始まりとともにみなさん、ピッチが速い早い! 声が大きい大きい!
そんないきなりの盛り上がりに負けじと、まずは丸芽志悟さんの「禁断の“似た曲”特集」。超大ヒット曲の元ネタから偶然、たまたまの不思議な“似た曲”まで。このテーマはいつも盛り上がります! まあ、ほぼすべての曲にネタはあるのですよ。
今年も多くのアーティストが亡くなった。そんな中から、鈴木啓之さんは「追悼・平尾昌晃」となった。ご本人のヒット曲から風吹ジュンに提供した「愛がはじまる時」まで。ここで知ったのだが、水谷豊「カリフォルニア・コネクション」も平尾作品だったのですね。
今年、サエキけんぞうさんとの共著『エッジイな男 ムッシュかまやつ』を刊行した中村俊夫さんDJの『ソー・ロング・ムッシュ』。3月に亡くなられたムッシュ。お別れの会の、ムッシュのいないザ・スパイダースのライヴの記憶も新しいところ。
時節柄、「赤鼻のトナカイ」から始まり、スパイダース、父上・ティーブ釜萢との作品まで。
この日はまたハレンチ学園の十兵衛役が懐かしい児島美ゆきさんも来てくれて、おっさんたちは欣喜雀躍。ご挨拶いただきありがとうございました。そして今年もりんともシスターズに「シャボン玉ホリデー」をご披露いただき、幕を閉じたのでした。
禁断の“似た曲”特集
DJ 丸芽志悟 セットリスト
OP:テーマ ワーナー・ビートニックス「孤独 [1972]
前説 森山加代子「白い蝶のサンバ」[1970]
1-a.榊原郁恵「夏のお嬢さん」[1978]
1-b.Beady Eye「Second Bite of the Apple」[2013]
1-c.鶴間エリ「素敵な出来事 」[1971]
2-a.内山田洋とクール・ファイブ「ヴィーナス」[1970]
2-b.The Big Three「Banjo Song」 [1963]
3-a.ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」[1975]
3-b.Five By Five「Good Connection」[1970]
4-a.寺内タケシとバニーズ「悪魔のベイビー」[1967]
4-b.The Allies「 I'll Sell My Soul」[1966]
5-a.Chicks 「すいみん不足」[1990]
5-b.The Four Seasons「Lucky Ladybug 」[1962]
6-a.美空ひばり「真赤な太陽」[1967]
6-b.The Victors「Bird Walk 」[1963]
7-a.池田ひろ子「友達から恋人に」[1976]
7-b.The Waitresses 「 I Know What Boys Like 」[1982]
8-a.The Beach Boys「Frosty The Snowman」 [1964]
8-b.中沢千鶴子「花売り娘」[1977]
9-a.Vanilla Fudge「That's What Makes A Man」[1968]
9-b.石川さゆり「津軽海峡 冬景色」[1977]
9-c.The Sting-rays of Newburgh 「Black And Blue 」[1966]
10-a.坂本龍一「Merry Christmas Mr. Lawrence」[1983]
10-b.小野階子「秋を飾るあなた」[1971]
11-a.アグネス・ラム「雨あがりのダウンタウン」[1977]
11-b.Van Dyke Parks「Opportunity For Two」 [1984]
12-a.南沙織「傷つく世代」[1972]
12-b.East Side Kids「Sunday Stranger 」[1966]
13-a.ザ・レンジャーズ「星空は乙女の祈り」[1968]
13-b.Paul McCartney & Wings「Loup (1st Indian On The Moon) 」[1973]
14-a.片山三紀子「一月三日、八月五日」[1971]
14-b.The Carolyn Hester Coalition「Rise Like Phoenix 」[1970]
15-a.西郡葉子「気ままなあなた」[1977]
15-b.Eagles「One Of These Nights」[1975]
16-a.山本由香利「セザンヌの絵のように」[1977]
ED:テーマ 奥田宗宏とブルースカイ・ダンス・オーケストラ「ホテル・カリフォルニア 」[1977]
追悼・平尾昌晃
DJ 鈴木啓之 セットリスト
01.平尾昌章「星は何でも知っている」
02.布施明「バラ色の月」
03.伊東ゆかり「知らなかったの」
04.中尾ミエ「花のさだめ」
05.植木等「花は花でも何の花」
06.奥村チヨ「花になりたい」
07.辺見マリ「愛のカフェテラス」
08.天地真理「ふたりの日曜日」
09.小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」
10.五木ひろし「夜空」
11.中条きよし「うそ」
12.川田とも子「あかね雲」
13.原田潤「ぼくの先生はフィーバー」
14.水谷豊「カリフォルニア・コネクション」
15.アン・ルイス「グッド・バイ・マイ・ラブ」
16.風吹ジュン「愛がはじまる時」
17.平尾昌晃&畑中葉子「カナダからの手紙」
ソー・ロング・ムッシュ
DJ 中村俊夫 セットリスト
OP:かまやつヒロシ「赤鼻のトナカイ」
01.ザ・スパイダース「フリフリ(Single ver.)」
02.ザ・スパイダース「フリフリ (映画「涙くんさよなら」OST)」
03.ザ・スパイダース「ヘイ・ボーイ」
04.ザ・スパイダース「落ちる涙」
05.ザ・スパイダース「Once Again」
06.ザ・スパイダース「なればいい」
07. Wellwater Conspiracy「Nati Bati Y」
08.ザ・スパイダース「イヴ」
09.ザ・スパイダース「夢のDC8」
10. The Hollies「I Can’t Let Go」
11.ザ・スパイダース「暗闇にバラを捨てよう」
12.ザ・スパイダース「黒ゆりの詩」
13. The Association「Cherish」
14.マイク真木「空には名前がない」
15.かまやつひろし、安井かずみ、なかにし礼「二十才の頃」
16.ムッシュかまやつ&今井美樹「二十才の頃」
17.かまやつひろし&ティーブ釜萢 「僕のハートはダン!ダン!」
18.かまやつひろし&ティーブ釜萢「1920 950」
19.かまやつひろし「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
20.ココナッツ・ボーイズ「ゴールド・コーストのクリスマス」
21.ココナッツ・ボーイズ「サマー・ガール」
≪著者略歴≫
杉岡中(すぎおか・あたる):「大人のMusic Calendar」編集長。ロンドンレコードでRCサクセション、坂本龍一を担当。MIDIレコードを経て角川書店へ入社。「月刊カドカワ」、「月刊短歌」などの編集長を務める。
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